キッチンカーで成功するために

軽トラックやワゴン車などの購入費用と必要な設備を整えるための改造費用さえ準備できれば、あとは工夫次第で最小限の初期費用ですませられます。商品の仕込み時間や販売時間、販売スペースなどは知恵のしぼりどころ。ひとりでも営業できるためマイペースに働きたい人や新たなビジネスの機会を探している人たちにも向いていると言えます。

一方すこしの工夫とやる気で誰にでも開業しやすい事業形態のため、新規参入が多く競争相手が絶えないことも忘れてはいけません。また、商品のクオリティや販売場所、販売時間をめぐってライバルになるのは必ずしも同業者だけではありません。

数多くある実店舗や大型商業施設、ネットショップなどの様々な業態が競争相手になるのですから、消費者ニーズに応えられる商品のクオリティを維持する努力が必要です。また、ライバルの動向にもつねにアンテナを張り巡らせておくなどといった地道な営業努力が求められる厳しいビジネスでもあるのです。

パンや甘いもののキッチンカー

パンやスィーツのキッチンカーも人気です。定番のお菓子の他に、大判焼きにチーズを入れたり、抹茶を入れたり、アイスクリームを入れたものを出したりする人もいます。夏にはアイスクリームやかき氷、ソフトクリームといった冷菓が欠かせません。キッチンカーのオーナーは食の安全性に敏感です。有機栽培の食材を用いたり、信頼できる契約農家から直接仕入れたりする人も多いようです。季節感のある食べ物を販売する場合は、イベント会場や観光地など、その土地だからこそ美味しいという条件を考えて販売することが重要になってきます。たとえば、海水浴場のそばならばアイスクリームの販売が選ばれます。また、揚げパンやドーナツなど、季節を選ばず揚げたてを提供すると、お客様が喜びます。ターゲットとなるのは、高校生や若い女性、小さな子供連れのひとたち。学校の近くや商店街などが出店場所に向いています。営業時間は午後三時頃から夕方にかけた販売にするのがベストです。休日のショッピングセンターなど、家族連れが多い日中もおすすめです。注目するポイントは、立地は10代、20代の女性が集中しやすい場所です。中学校や高校が近く、駅の周辺を狙いましょう。ターゲット層は女子高生や子供連れです。メニューの方は、クレープ、揚げパン、ドーナツ、大判焼き、クッキー、ワッフルなどです。パンは焼き立てや揚げたてを提供しましょう。クレープなどは、車内で調理して、購買欲を高めましょう。調理機器は、クリープや大判焼きは、専用機器が必要となります。パンを窯焼きにするなど、調理方法をこだわると良いでしょう。メニューによってはカセットコンロで済ますことができます。美味しさを追求しましょう。

キッチンカーでどのように売るか

キッチンカーはいかに販売するかがポイントになります。効果的な方法として、その場で調理してお客様を楽しませるというものがあります。専用の厨房で調理した方が、狭い車内で調理するよりも作業はしやすいのは当たり前ですが、お客様にはできたてや揚げたてを提供するほうが、断然好まれます。それに出来上がるまでの工程をみてもらうことで、お客様にワクワクしてもらえます。サービスでお得感を出すという演出も有効です。カフェのメニューにチョコレートをつけるというような演出も人気です。お手頃価格に設定するのも大切です。家賃がかからないぶん、固定店舗に比べて料理の値段を安く提供することができます。美味しい料理やボリューム満点のメニューが格安で食べられるというところに惹かれるお客様も多いものです。固定店舗や既存のお店にはない食材を使ったり、できないような盛り付けをすることで、キッチンカーの個性につながります。飾り付けひとつで、SNSで評判を取って人気店になります。盛り付けはとても大切です。自分なりのセールスポイントを考えましょう。キッチンカーは営業人数にも考慮して、販売方法を考えるべきです。ひとり営業ならば、もともと狭い車内での販売だからこそひとりでの営業に適しています。什器も定位置から手をのばすだけで、すべてのものに届く範囲に配置すると良いでしょう。人件費を抑えられるというメリットはありますが、イベントのときなど忙しいときにもひとりで接客や調理、販売までこなさないといけません。二人から三人の営業の場合は、キャンピングカーのような大型車なら可能です。ひとりは車内、ひとりは車外で対応するパターンが一般的なようです。

キッチンカーへの苦情の対処法は

キッチンカーでなるべく美味しいものを食べてもらいたい。キッチンカーのオーナは、そんな思いで、日々メニューを考えていると思います。例えば、カレーをカップに入れて、持ち運びができるようにして、手軽にカレーを食べられるようにしたり、カレーの他にハンバーガーやタコスなど多彩なメニューを用意することで常連客を獲得したり。イベントを中心に回っているうちに、行列ができるほど人気店になることがあります。そうなったときに、近隣の店に、行列が目障りということで、警察に通報されることがあります。そういった度重なるクレームに嫌気がさして休業する人もいます。そういった苦労をするキッチンカーのオーナーも多く、キッチンカーが営業しやすい環境を整えるためにの計画を考えるオーナーたちもいます。キッチンカーが安心できる場所を確保するために、同業者同士で資金を出し合い、集まって出店できる企画を出しています。ただ、なかなかうまく行かないのが現実。借りる場所を探すのも大変というのもありますが、移動や胎動しがライバルになるということもあって、なかなか話がまとまらないことも多く、強力してくれる人もまだ少ないということです。また、キッチンカーの中に調理師免許や営業許可証を貼って、きちんとした料理を低居するお店であることをアピールするのも大切です。キッチンカーが正当な商売であることを、多くの人達に理解してもらうことも必要。また、そのことで多くの営業しやすい場所を確保できるような環境づくりをめざします。キッチンカーは夏の暑いときでも冬の寒いときでも、屋外で出店するのは大変です。それでも人とのふれあいや出会いは、かけがえのないものです。

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